鏡を見るたびに、
「もっとイケメンだったらいくらでも彼女できたのに」
と思う。
マッチングアプリでは、いいねが来ない。
女性と話しても、自分より格好いい男性が現れると、
「どうせ俺では勝てない」
と諦めてしまう。
恋愛では外見が大切だと言われます。
それなのに一方で、
「男は顔じゃない」
とも言われます。
では、実際はどちらなのでしょうか。
外見に自信がない男性でも、女性から選ばれることはあるのでしょうか。
- 【結論|イケメンは有利。でも「顔の順位」だけで恋愛は決まらない】
- 【「外見は関係ない」と言い切るのは現実的ではない】
- 【中学生までの私は、モテる側ではなかった】
- 【変わったのは顔より「その人から伝わる情報」だった】
- 【顔を変えなくても、外見の評価は変えられる】
- 【鏡だけでは「他人から見える自分」は分からない】
- 【自分に似合うものは、試さなければ分からない】
- 【マッチングアプリでは、会う前に写真で判断される】
- 【知り合ってからの時間が長いほど、外見の順位だけでは決まりにくくなる】
- 【何度か会うと、顔以外の魅力が見えるようになる】
- 【人柄を知ると、外見の見え方まで変わることがある】
- 【私は「怖そう」から印象が変わることが多かった】
- 【顔以外では、声と話し方も印象に残る】
- 【聞き上手は「自分を大きく見せない魅力」になる】
- 【目を見続けることが正解とは限らない】
- 【自分よりイケメンがいても、選ばれることはある】
- 【「女性全員にモテる男性」を目指さなくていい】
- 【人気を知ることと、他人をコピーすることは違う】
- 【小さな反応を、次の改善につなげる】
- 【目指すのは、別人ではなく「会ってみたい自分」】
- 【女性との距離を縮めるには、魅力を押し売りしない】
- 【好意が生まれたら、回数より関係の変化を見る】
- 【まとめ|恋愛で必要なのは、顔の順位を上げることだけではない】
- 【参考にした主な研究】
【結論|イケメンは有利。でも「顔の順位」だけで恋愛は決まらない】
最初に結論から言うと、当然ですが外見が恋愛に影響しないとは言えません。
初対面では、相手の性格も、誠実さも、話を聞く姿勢も分かりません。
その段階では、
顔。
髪型。
服装。
体形。
姿勢。
表情。
こうした目に入る情報が、相手をもっと知りたいか判断する材料になります。
つまり、初対面の少ない情報の中で大半を占める「容姿」が整った男性が有利になる場面はあります。
ですが、恋愛という観点で見ると評価される「外見」は、生まれつきの顔立ちだけではありません。
同じ顔でも、髪型や服装、体形、姿勢、表情が変われば印象は変わります。
さらに、何度か話す関係になれば、声、話し方、落ち着き、聞き方、仕草など、写真だけでは分からない情報が加わります。
恋愛で必要なのは、すべての女性から一番格好いいと思われることではありません。
女性があなたを知ろうと思える入口を作り、会うたびに写真では見えなかった魅力を伝えることです。
【「外見は関係ない」と言い切るのは現実的ではない】
容姿に悩む男性に、
「人は中身だから気にしなくていい」
と伝えても、それだけでは納得できないでしょう。
マッチングアプリでは、プロフィール写真を見てから文章を読むか決められることがあります。
合コンやイベントでも、話す前に相手の姿が目に入ります。
まだ中身を知られていない段階で、外見の影響が大きくなるのは不自然なことではありません。
2009年、Luo氏とZhang氏は、実際のスピードデートを利用して、最初の恋愛的な魅力に何が関係しているかを調べました。
その結果、男女ともに、相手の身体的な魅力が初期の好意を予測する最も強い要因でした。
だから、
「外見なんて関係ない」
とは言えません。
ただし、この研究が調べたのは短時間で生まれる最初の魅力です。
何度も会い、相手の人柄を知り、交際を続けるところまで、顔だけで決まると示した研究ではありません。
研究論文:What leads to romantic attraction: similarity, reciprocity, security, or beauty?
【中学生までの私は、モテる側ではなかった】
そもそも私自身、中学校を卒業するまでは、モテた経験なんて全くありませんでした。
女性から好きだと言われたこともなく、むしろ、
「キモい」
と言われたことさえあります。
今振り返れば当時の私が、
「自分は女性から好かれる外見ではない」
と思っていたとしても、不思議ではありません。
ところが、高校へ進学してから状況が変わりました。
金髪にする。
バイクに乗る。
バンドを始める。
ウインタースポーツをする。
ラッパーのような服装を試す。
香水に興味を持つ。
もちろん顔そのものが突然変わるなんて整形でもしないとあり得ませんよね。
大きな変化としては外見の作り方と、自分が周囲に見せる人物像が変わったのだと思います。
そして驚くことに高校に入って彼女ができてから現在まで、半年以上彼女がいなかった時期はありません。現在私は45才既婚ですが今でもありがたいことに20代の方から好意を寄せていただくこともあります
この経験があるため、私は自分の容姿にまったく自信がないわけではありません。
しかし、誰から見ても特別なイケメンだと思っているわけでもありません。
そしてこれからお話する内容は私の自慢話ではなくて、今このブログを読んでいるあなたが実際に行動すると起こり得る未来のお話です。
【変わったのは顔より「その人から伝わる情報」だった】
高校生になった私を見て、
「顔の骨格が変わったから急にモテた」
とは考えにくいでしょう。
変わったのは、外見と行動を含めた全体の印象です。当時高校生の私は、とにかくどうしたら彼女ができるか必死に考えていました。
そして行動した結果、金髪や服装は、一目で分かる変化です。
バイク、バンド、ウインタースポーツなどは、女子からの印象も良く会話のきっかけにもなります。
香水は、写真には写らなくても、近くにいるときの印象に大きく影響します。
何かに熱中している人は、話す内容や立ち振る舞いにも変化が出ます。
どれか一つが女性に好かれた原因だったとは断定できません。
複数の変化が重なり、
「どんな人か分からない男性」
から、
「少し話してみたい特徴のある男性」
へ変わった可能性があると私は思います。
【顔を変えなくても、外見の評価は変えられる】
容姿を良くするというと、美容整形や高級な服を想像する人もいるかもしれません。
しかし、最初に見直せるのはもっと身近な部分です。
髪型が顔や頭の形に合っているか。
眉やひげが整っているか。
服のサイズが体に合っているか。
靴や鞄が汚れていないか。
姿勢が丸くなっていないか。
表情が必要以上に険しく見えないか。
香りが強すぎないか。
一つひとつは小さな違いですが、そのひとつひとつをこだわるとそれは積み重なり大きな変化につながります。
大事なことは、女性が最初に受け取るのは、顔のパーツだけではなく、これらを合わせた全体の印象です。
私は、当時から今でも自分が恋愛対象として見てもらえる最低限の位置以上にいることを意識しています。
そして、その対象は全ての女性ではありません。私が交際したいと思うような女性の中で、さらにその中の一部の女性に刺さればいいと思っています。
ここでいう最低限とは、高級ブランドの高額な服を着ることでも、高級車に乗ることでも、流行をすべて追うことでもありません。
自分自身をアップデートするためにまず意識したい基本的なこととして、会った瞬間に
「清潔感がない」
「自分をまったく整えていない」
という理由で、内面を知ってもらう前に候補から外れない状態を作ることです。
おは言っても容姿、外見は万人受けするものはありません。入り口で選ばれない場合ももちろんあるわけで、その場合は選ばれなかったことを嘆く必要はありません。その相手は元々ご縁がなかったんだな、と割り切り、また新たに受け入れてくれる人を探す切り替えもとても大事です。
【鏡だけでは「他人から見える自分」は分からない】
自分を知るために、私はまず鏡を見る回数を増やすことが役立つと思います。
ただし、鏡に映る自分は正面からしか見えず、しかも大体決まった表情をしていますよね?
話しているときの口元。
考えているときの目線。
笑い方。
姿勢。
歩き方。
声の大きさ。
相手の話を聞くときの反応。
こうした無意識の動きは、鏡だけでは分かりません。
そこでおすすめな「他人からの自分の見え方」を知る方法として自分の日常を数分だけ動画で撮ってみてください。
カメラに向かって格好つけるのではなく、撮影スタートしたカメラは部屋の中の見渡しの良い場所に置き、普段どおりに話しているシュミレーションをしてみるのです。
最初は、自分の声や動きに違和感を持つかもしれませんし、目を背けたくなります。
しかし、その違和感の中に、他人から見えている自分を知る手がかりがあります。
話す速度が速すぎる。
笑顔がほとんどない。
相手が話している途中で口を挟む。
落ち着いているつもりなのに、無表情で怖く見える。
こうした部分に気づければ、顔立ちとは別の場所から意識的に印象を変えられます。
そして、動画を何度も撮影して見直すことで自分を受け入れ、見慣れていき、それが「垢抜け」した状態にもつながりやすいのです。
【自分に似合うものは、試さなければ分からない】
服を買いに行ったとき、いつもと同じ色、同じ形だけを選んでいないでしょうか。
自分に似合う服を頭の中だけで考えても、答えが出ないことがあります。
普段は選ばない色。
少し細身のシルエット。
反対に、ゆとりのある服。
カジュアル。
きれいめ。
年齢に合った落ち着いた服装。
さまざまなジャンルを試着すると、自分が思っていた似合う服と、実際に印象が良くなる服が違うことがあります。
髪型も同じです。
人気の髪型をそのままコピーすれば、必ず格好よくなるわけではありません。
顔の形。
髪質。
額の広さ。
服装。
仕事。
年齢。
これらに合わせて調整する必要があります。
大切なのは、流行を盲目的に追うことではありません。
世の中で今どんな服装や髪型が受け入れられているかを知り、その中から自分に合うものを試すことです。
とはいえ、実際に新しいジャンル、着たことがない配色、シルエットの服は自分の目では必ず違和感として映ります。
そこからもう一歩前進するためには、その服を評価してくれる親しい誰か、もしくは、着慣れない服を着て街中を歩いて、お店に入って、他の人が自分をどんな視線で見るのかを観察するということをしてみるのも成長のための努力のひとつです。
他人から「変なやつ」と思われるのは恥ずかしいことですが、そこで「この服は俺に合ってないんだ」「何かが変なんだ」と知ることができ、改善していくことで少なからず服のセンスは成長します。
一時の恥を得て改善した方が一生の無知よりも自分の人生を豊かにしてくれます。
【マッチングアプリでは、会う前に写真で判断される】
実際に会えば、声や話し方、笑ったときの表情まで伝えられます。
しかし、マッチングアプリや婚活アプリなどではそこへ進む前にプロフィール写真があります。
写真が暗い。
顔が遠すぎる。
洗面所の鏡で自撮りしている。
何年も前の写真を使っている。
表情がすべて同じ。
これでは、実際に会ったときの魅力があっても、入口で伝わらないことがあります。
写真を撮る時も、角度を変えて、表情を変えて、照明の明るさを変えて、背景を変えて、カメラの引き具合を変えて、色々なパターンを組み合わせて何枚も撮ってみましょう。
私は写真写りは恐ろしく不細工だと自負しています。なので、マッチングアプリ、出会い系サイトなどSNSに出す写真は色々な角度から自撮りをとにかくたくさんしてみます。
ただ、自分が「これなら実物よりいい!」と思った写真から繋がった女性に実際に会ってみると「写真より全然いい!」と言われることが多いので、自分でいい写真を選ぶということも実はなかなか難しいことなんですね。
自分で何度撮ってもうまくいかないなら、マッチングアプリ専門のプロフィール写真撮影サービスを利用する方法もあります。
プロに撮ってもらう価値は、実物以上に加工してもらうことではありません。
服装、場所、光、姿勢、表情を整え、普段の自撮りでは伝わらなかった魅力を写真の中に残すことです。
自分の外見を変えるだけでなく、今ある魅力の伝え方を変える。
それも恋愛でできる改善の一つだと思います。
【知り合ってからの時間が長いほど、外見の順位だけでは決まりにくくなる】
2015年、Hunt氏、Eastwick氏、Finkel氏は、167組のカップルを対象に、交際前に知り合っていた期間と、二人の身体的な魅力の組み合わせについて調べました。
その結果、知り合ってから短期間で交際したカップルや、友人期間を経ずに交際したカップルほど、外見的な魅力が近い者同士になりやすい傾向がありました。
反対に、交際前に長く知り合っていた二人や、友人関係から始まった二人では、外見的な魅力の釣り合いが弱くなっていました。
これは、
「長く知り合えば、誰でも好きになってもらえる」
という意味ではありません。
外見以外の情報を知る時間が増えるほど、最初に多くの人が同意しやすい顔の評価だけではなく、
「私はこの人の雰囲気が好き」
「この人といると話しやすい」
という個人ごとの評価が入りやすくなる可能性を示しています。
【何度か会うと、顔以外の魅力が見えるようになる】
初対面では、整った顔の男性が有利になることはもちろんあります。
しかし、二回、三回と会えば、女性が見るものは増えていきます。
店員への態度。
話を聞くときの表情。
意見が違ったときの反応。
自慢話の多さ。
会う約束の決め方。
時間の使い方。
清潔感。
声。
言葉の選び方。
一緒にいるときの安心感。
実は、顔や外見というものは見慣れていきますが、会話の心地よさや不快さは、会うたびに積み重なります。
外見の良さは、まずは「この人は生理的に無理」と思われないための情報になり、それがあなた自身を知ってもらう入口を広げる力になります。
そして、その入口から入った女性が、
「また会いたい」
と思うかどうかは、外見だけでは決まりません。
【人柄を知ると、外見の見え方まで変わることがある】
2004年、Kniffin氏とWilson氏は、知り合い同士を対象にした三つの研究を行いました。
高校時代の知人。
大学のスポーツチーム。
考古学の発掘講習で一緒に活動した学生。
こうした人たちについて、外見的な魅力と、好意、尊敬、能力、集団への貢献などがどのように関係するかを調べました。
その結果、相手を知っている人による外見の評価は、写真だけを見る他人の評価とは異なっていました。
好かれていること。
尊敬されていること。
仲間のために動くこと。
こうした身体以外の特徴が、外見的な魅力の感じ方にも影響していました。
つまり、人は相手の顔と人柄を完全に別々に評価しているとは限りません。
一緒に過ごす中で、
「この人は優しい」
「頼れる」
「話していて楽しい」
と感じることが、その人の表情や顔まで魅力的に見せることがあります。
研究論文:The effect of nonphysical traits on the perception of physical attractiveness
【私は「怖そう」から印象が変わることが多かった】
私は、ある程度女性と仲良くなると
「最初は怖い人なのかな?と思った」
とよく言われます。
そして、実際に仲良くなってみると
「笑うとかわいい」
「話し方が優しい」
「声がいい」
「落ち着いている」
と、印象が全く変わったことを伝えられます。
最初の印象と、話したあとの印象に差があることが多いのですね。
私は最初これを、「なんかバカにされてるのかな?」と少しコンプレックスを感じました。
ですが、最初から優しそうに見える男性にはない、
「怖そうだと思ったのに、実際は話しやすかった」
という変化が生まれるということは相手が女性の場合にそのギャップは私の「個性」としておおきなメリットであると思うようになっていきました。
もちろん、怖すぎて女性が話しかけられない状態では、ギャップを知ってもらえません。
だから、表情や話し方によって、相手が近づける余地を作る必要があります。
もちろんギャップは演技で作るものではありません。
なので、自分の第一印象を知り、そのあとに伝わる本来の性格との違いをあなた自身が理解しておくことです。
そして、前述した自分を撮影する方法は「相手の目にどう映るか」を知るための良い方法のひとつと言えます。
【顔以外では、声と話し方も印象に残る】
外見に自信がない男性は、顔をどう変えるかだけを考えがちです。
しかし、足切りにならない程度まで自分の見せ方を工夫して実際に女性と実際に会えば、声もその人の印象に含まれます。
高いか低いかだけではありません。
話す速さ。
声量。
語尾。
相手の話にかぶせないこと。
沈黙を焦って埋めないこと。
落ち着いて話せること。
私の大きな武器と自覚しているもののひとつで、女性から声や話し方を褒められることがあります。
自分では普段聞き慣れているため、それが魅力になるとは全く思っていませんでした。
外見と同じように、自分の声も録音や動画で確認できます。
無理に低い声を作る必要はありません。
聞き取りやすく、相手が急かされていると感じない話し方を意識するだけでも、受け取られる印象は変わります。
私の感覚では、大きい声でハキハキ喋るよりも普通のトーンで、むしろ少し眠い時のようなトーンで基本的には話すと女性に安心感を与え易いと感じます。
【聞き上手は「自分を大きく見せない魅力」になる】
もうひとつの私が自覚している長所として、聞き上手だと言われることが多いです。
女性と話していると、
「こんなことまで話すつもりではなかったのに、話してしまった」
と言われることもあります。
これは、面白い話を大量に用意した結果ではありませんし、特に意識してそうなっているわけではないですが、なぜ聞き上手と言われるのか考えてみました。
まず前提として私は世間一般に良く言われる男性の性格とほぼ相違ないと思っています。
というのは、自分を少しでも良く見せたいし、プライドもそれなりにある、肉食系男子と言われるジャンルでもあると思います。自分の話をすることも過去の栄光を話したいと思うこともあります。
ただ、女性と接する際に他の男性と違うと私自身が感じでいることもあります。
それは言葉で表現すると「自信のない私」と「自信のある私」の共存という感じなのかなと思います。
人は、誰しも得手不得手があると思っており、私に関しては身の回りの整理整頓が苦手であったり、物事を一般的な考え方とは違う捉え方をするという癖があります。その自覚があるので深い関係になるまでは自分をあまり出すことができません。
そして、相手がどのような価値観を持っているかをまず知ることが私のどんな面を出していっても大丈夫なのかという指標と考えているからです。
そうすると自然と「私はこんな人間です」というよりも「あなたはどんな人ですか?」という観点からの会話が増えます。
そして、その会話の中で自分の価値観と近いなと感じる部分を織り交ぜて話していくわけです。
そうすると相手の話を途中で自分の話に変えず、その人が何を伝えようとしているのか、その人には何の話をしても大丈夫なのかを知ることができ、話の脱線をすることも少なく会話を掘り下げることができます。
会話のきっかけの例として、私がよく使うものがあります。
「〇〇さんて、とても綺麗だから色々な男性を見てきたと思うけど、どんな男性がいいなって思った?」
です。
会話の具体例についてはまた別のブログで詳しく触れようとは思っていますが、これは
とても有用な会話のきっかけだと私は思います。
なぜなら、今交際相手がいない→今までの交際相手は何かしらあって別れた→ネガティブな感情が多いはず→ポジティブな思い出をこちらから聞くことによってネガティブな話を出しやすくなる。
そして相手の容姿を褒めているが、直接容姿を「綺麗な人ですね」と褒めているわけではないので嫌悪感を抱かれにくいということ。
こんな流れで、過去の「男性に対するネガティブな感情」を聞くことができる経験が私は多かったのです。
人は、ネガティブな感情を話したということは私はこの人を安心して話せる人だと認定したという心理状態になり、一歩踏み込んだプライベートな内容の会話をしやすくなる傾向があります。
そして、改善案を出し過ぎない、未来への根拠のないポジティブ、感情に共感する、ということを多分私は無意識にやっているのだと思います。
【目を見続けることが正解とは限らない】
恋愛のアドバイスでは、
「相手の目を見て話そう」
と言われます。
しかし、会話中ずっと見つめ続ければ、相手が緊張することもあります。
私自身、相手の目を長時間見続けることは得意ではありません。
考えるときには遠くを見ます。
そして、自分の考えを言葉にするときに相手の目を見ることが多いと思います。
集団の中に気になる女性がいると、時々その人を見て、目が合った瞬間に逸らしてしまうこともあります。
まるで恋愛経験が浅い男性と思われても不思議ではないですね。
それでも、視線を合わせる瞬間があることで、
「あなたに向けて話している」
という意思は伝えられます。
重要なのは、何秒見ればモテるかではありません。
相手の反応を見ながら、その人が落ち着いて話せる距離と視線を探ることです。
女性の視線や笑顔から好意を判断したい人は、以下の記事も読んでみてください。

【自分よりイケメンがいても、選ばれることはある】
男性が10人集まれば、そのうち半数ほどを、
「私よりイケメンかもしれない」
「私よりモテそうだ」
と感じることがあります。
それでも、私が女性から選ばれた経験は何度もあります。
なぜ選ばれたのか、本人の心の中までは確認できません。
ただ、実際には、
「雰囲気が好き」
と言われることが多くありました。
落ち着いて見えること。
声。
怖そうに見えたのに、話すと優しいというギャップ。
相手の話を聞けること。
こうしたものが、顔の順位とは別のところで評価された可能性があります。
恋愛は、男性全員を外見順に並べ、一番上の男性だけが選ばれる仕組みではありません。
ある女性には魅力的に見える声や雰囲気が、別の女性には響かないこともあります。
だから、自分より格好いい男性を見つけた瞬間に、勝負が終わったと考える必要はありません。
つまり、外見ですら万人受けするものはないということであり、自分が思っている以上に良く見られたり、悪く見られたりすることもどちらもあり得るのです。
大事なことは、相手の好みを変えることはできないが自分が足切りされないように外見を磨く努力をしているのであれば好意を寄せてもらえなかった時に落ち込む必要はないということです。
【「女性全員にモテる男性」を目指さなくていい】
イケメンかどうかを最終的に決めるのは、自分ではなく見る側です。
顔が小さい。
芸能人に似ている。
格好いい。
私はそのように言われることもあります。
似ていると言われた芸能人には、ISSAさん、斎藤工さん、妻夫木聡さんなどがいます。
しかし、そう言ってくれる女性はごく一部だと認識しています。
同じ顔を見ても、魅力的だと思う人と、特に好みではない人がいます。
全員から高く評価されることを目標にすると、自分より若い男性、背が高い男性、顔が整った男性を見つけるたびに自信を失います。
上には上がいます。
どれだけ努力しても、自分がその場所にいる男性の中で一番格好いいと思える場面は、ほとんどないでしょう。
先ほども書いた通り、必要なのは全員に選ばれることではありません。
自分の魅力を好む女性と出会ったとき、その女性から恋愛対象として見てもらえる可能性がある状態を作ることです。
【人気を知ることと、他人をコピーすることは違う】
人気の曲。
ファッション。
車。
スポーツ。
趣味。
世の中の多くの人が何に興味を持っているのかを知ることは、会話や自分磨きの参考になります。
ただし、人気があるものをすべて自分の人生に取り入れる必要ないし、興味がないのに流行の趣味を始めても、話せば表面的な知識だと分かります。
大事なことは大勢に受け入れられているものを知る。
実際に試してみる。
その中から、自分が本当に興味を持てるものを残す。
この順番が大切だと思います。
高校時代の私も、金髪にしてみたり、バイクに乗ったり、バンドを組んでライブをしたり、ウインタースポーツに挑戦したり、服装や香水に興味を持ったりしました。
これは、入り口は「モテそう」と思ったからという部分ももちろん大きいです。
ただ、髪型や髪色、ファッションを変えた鏡の中の自分を見て以前よりワクワクする、ウィンタースポーツや楽器、歌が上達していく過程で自信になっていく、バイクを改造して乗っている自分が少し強くなったように感じる、などの経験から内面が変化していき、結果として周囲からの見られ方も変わっていきました。
誰かの完成形を真似るより、自分の中に複数の特徴を作るほうが、その人らしい魅力につながります。
また、複数の趣味や得意分野を増やしていくことでそれは「私だけの個性」となります。
【小さな反応を、次の改善につなげる】
外見や雰囲気を変えても、翌日から急に全員の反応が変わるわけではありません。
最初に起きるのは、小さな変化かもしれません。
「雰囲気変わった?」
「その髪型似合うね」
「垢抜けたね」
「その服いいね」
「格好よくなったね」
こうした言葉が出てきたら、何を変えたときに反応があったのかを覚えておきます。
髪型なのか。
服の色なのか。
体形なのか。
表情なのか。
話し方なのか。
自分だけで判断せず、周囲から返ってきた反応を使って調整します。
一度の褒め言葉だけで、それが全員に好かれる正解だとは判断できません。
しかし、小さな成功を重ねることで、自分に合う見せ方は少しずつ分かってきます。
また、失敗や否定される経験も財産です。
自分の中での「モテそう」と他人からの「モテそう」の感覚の誤差を修正するための大事な第三者の言葉なのです。
【目指すのは、別人ではなく「会ってみたい自分」】
外見に自信がない男性が、いきなりモデルのような容姿を目指す必要はありません。
まず考えたいのは、
今の写真で、女性が会ってみたいと思えるか。
実際に会ったとき、清潔感があるか。
話し始めたあと、第一印象より魅力が増えるか。
二回目に会ったとき、前回より安心して話せるか。
ということです。
初対面では、外見が入口になります。
数回会える関係になると、声、雰囲気、会話、優しさ、落ち着きなどの比重が増えていきます。
だから、外見を諦める必要も、中身だけを磨けばよいと考える必要もありません。
外見は、内面を知ってもらう機会を作る。
内面は、その機会を次の関係へつなげる。
私は、その両方が必要だと思います。
【女性との距離を縮めるには、魅力を押し売りしない】
自分磨きをすると、
「変わった自分を早く評価してほしい」
という気持ちが出ることがあります。
しかし、努力した量と、女性が好意を持つかどうかは別です。
髪型を変えた。
体を鍛えた。
高い服を買った。
だから好きになってほしい。
とはなりません。
自分を整える目的は、女性に見返りを求めることではありません。
女性があなたを知る前に感じる抵抗を減らし、自分の本来の魅力が伝わるところまで関係を進めやすくすることです。
実際に会ってからは、女性の反応を見ながら距離を縮めます。
女性との距離の縮め方については、以下の記事でも詳しく解説しています。

【好意が生まれたら、回数より関係の変化を見る】
外見や雰囲気を整え、女性と何度か会えるようになった。
次に悩むのは、
「いつ告白すればいいのか」
かもしれません。
ここでも、イケメンなら早く告白してよい、外見に自信がなければ長く待つべき、という決まりはありません。
女性からも連絡が来る。
会うために予定を調整してくれる。
会話が個人的になっている。
あなたが好意を伝えたとき、拒絶せずに受け止めている。
こうした二人の関係の変化を見ます。
告白するタイミングについては、以下の記事も参考にしてください。

【まとめ|恋愛で必要なのは、顔の順位を上げることだけではない】
イケメンは恋愛で有利なのか。
この問いに対して、
「外見はまったく関係ない」
とは言えません。
2009年のスピードデート研究でも、最初の魅力には相手の身体的な魅力が強く関係していました。
初対面やマッチングアプリでは、まだ人柄が分からないため、外見の影響が大きくなります。
しかし、外見は生まれつきの顔だけではありません。
髪型。
服装。
体形。
清潔感。
姿勢。
表情。
こうした部分で、同じ人でも受け取られる印象は変わります。
私自身、中学校を卒業するまではモテた経験がなく、容姿について傷つく言葉を言われたこともありました。
高校に入ってから、髪型、服装、趣味、香りなどが変わり、女性からの反応も変わりました。
顔が突然別人になったわけではありません。
自分がどんな人間なのか、外側からも伝わるようになったのだと思います。
さらに、何度か会えば、女性が見るものは増えます。
声。
話し方。
聞き方。
落ち着き。
優しさ。
ギャップ。
一緒にいるときの感覚。
2015年の167組の研究では、交際前に長く知り合っていたカップルほど、二人の身体的な魅力の釣り合いが弱くなっていました。
2004年の三つの研究でも、人柄や集団への貢献など、身体以外の特徴が外見的な魅力の評価に影響していました。
最初は外見が有利に働く。
しかし、関係が続くほど、その人と過ごした経験が評価に加わる。
だから、自分よりイケメンな男性がいることを理由に、恋愛を諦める必要はありません。
鏡を見る。
動画を撮る。
違う服を試着する。
髪型を変える。
自分の声や話し方を確認する。
周囲から返ってきた小さな反応を覚えておく。
できることはあります。
目指すのは、どこにいても一番格好いい男性ではありません。
女性から外見だけで候補を外されず、話したあとには会う前より魅力的に感じてもらえる男性です。
顔の順位だけではなく、
「この人と、もう一度話したい」
と思われる自分を作る。
それが、イケメンかどうかという答えの出ない比較から離れ、実際の恋愛につなげる方法だと私は思います。
【参考にした主な研究】
2009年
Luo, S., & Zhang, G.
実際のスピードデートを利用し、類似性、好意の相互性、愛着、身体的魅力などと、初期の恋愛的魅力との関連を調査。
男女ともに、相手の身体的魅力が初期の好意を予測する最も強い要因でした。
『Journal of Personality』掲載。
2009年5月18日オンライン公開。
https://doi.org/10.1111/j.1467-6494.2009.00570.x
2015年
Hunt, L. L., Eastwick, P. W., & Finkel, E. J.
167組のカップルを対象に、交際前に知り合っていた期間、友人関係の有無、第三者が評価した身体的魅力を調査。
短期間で交際したカップルほど身体的魅力の釣り合いが強く、長く知り合ってから交際したカップルでは、その関連が弱くなっていました。
『Psychological Science』掲載。
2015年6月11日オンライン公開。
2004年
Kniffin, K. M., & Wilson, D. S.
高校時代の知人、大学のスポーツチーム、考古学の発掘講習に参加した学生を対象とした三つの研究。
好意、尊敬、能力、集団への貢献などの非身体的な特徴が、知人による身体的魅力の評価にも影響することを確認しました。
『Evolution and Human Behavior』掲載。
