大人になってからの恋は、若い頃より少し難しい

恋愛・男女心理

大人になってから恋をする。

若い頃なら、何も考えずに受け入れられたことなのに、
30代、40代と歳を重ねていくと、なぜか少し戸惑うことがある。

「今さら恋愛なんて」
「もうそんな歳じゃない」
「いい大人が何をやってるんだろう」

そんなふうに、自分で自分の気持ちに
ブレーキをかけてしまうこともある。

でも不思議なもので、歳を重ねたからといって人を好きになる気持ちまでなくなるわけじゃない。

50代になっても、その先だってきっと同じだと思う。

むしろ、いろいろな経験をしてきた大人だからこそ、誰かを好きになる、ということが若い頃より大きな出来事になることもある。

■ 若い頃の恋とは、少し違う

10代や20代の頃の恋愛はもっと単純だったような気がする。

好きだから会いたい。

会いたいから連絡する。

付き合いたいから気持ちを伝える。

もちろん悩んだり、傷ついたりもしたけれど今ほどいろいろなことを考えてはいなかった。

大人になるとそう簡単にはいかない。

仕事がある。

家庭がある人もいる。

子どもがいる人もいる。

離婚や失恋を経験して、もう恋愛で傷つきたくないと思っている人だっている。

これまで生きてきた時間の分だけ、それぞれに守りたいものや簡単には変えられない生活がある。

そして何より「好き」という気持ちだけではどうにもならない恋があることも知っている。

だから若い頃より慎重になる。

■ 分かっているのに、恋をすると不器用になる

頭ではいろいろ分かっている。

相手にも相手の生活がある。

連絡が来ないからといって嫌われたわけではない。

少し優しくされたからといってそこに特別な意味があるとは限らない。

そんなことは分かっている。

分かっているのに、、、好きな人から連絡が来れば嬉しい。

返信が遅ければ少し気になる。

何気なく言われた一言を思い出して、

「あれはどういう意味だったんだろう」

なんて考えてしまう。

会えた日は少し機嫌がよくなって、会えなければ少し寂しい。

普段なら冷静に考えられることなのにその人のことになると急に分からなくなる。

30年、40年と生きてきた大人がたった一人の言葉や態度に振り回される。

考えてみれば、おかしな話だ。

でも、それが恋なのかもしれない。

■ 大人だからこそ、簡単には好きになれない

歳を重ねるほど人を見るところも少しずつ変わってくる。

見た目がタイプだから。

話していて楽しいから。

もちろん、それも大切だと思う。

でも、それだけではなくなってくる。

その人の考え方だったり、

ふとしたときに見せる優しさだったり、

仕事に向き合う姿だったり、

誰も見ていないところでの振る舞いだったり。

そんな小さなものが少しずつ積み重なって、

気がついたらその人のことを考えるようになっている。

大人になればなるほど、誰かを本気で好きになること自体案外少なくなっていくのかもしれない。

だからこそ久しぶりに誰かを好きになったとき、その気持ちに自分自身が一番驚く。

■ 叶わない恋にも、意味はあるのかもしれない

恋をしたからといって必ず結ばれるわけではない。

相手に同じ気持ちがあるとも限らない。

年齢差だったり、

お互いの立場だったり、

住んでいる場所だったり、

出会ったタイミングだったり。

どうしても越えられないものもある。

若い頃なら、

「叶わない恋なら意味がない」

と思っていたかもしれない。

でも、大人になった今なら
少し違う見方もできる。

誰かに会えることが楽しみになったり、

少しだけ自分を磨こうと思えたり、

何でもなかった毎日が
ほんの少し特別に感じられたりする。

その恋が最後まで叶わなかったとしても、

誰かを好きになったことで変わったものは確かにある。

結果だけを見れば何も残らない恋もある。

それでも、その人を好きだった時間まで全部無意味だったとは思わない。

恋が終わったあとも、どうしても心から消えない人がいることがあります。

「忘れたいのに忘れられない人がいるのはなぜ?心に残り続ける恋の心理」では、
その理由を心理学の研究も交えて考えています。

■ 恋をすることに、年齢制限はない

30代でも、40代でも、50代でも。

その先だって人を好きになることはあると思う。

恋をすることに年齢制限なんてない。

ただ、大人になるほど恋は少し複雑になる。

嬉しいだけではない。

苦しいこともある。

言えない気持ちもある。

近づきたいのに、
近づかない方がいいことだってある。

忘れた方がいいと分かっているのに、
忘れられない人だっている。

それでも誰かを好きになる。

そんな矛盾も含めて「大人の恋」なのかもしれない。

幾つになっても、恋はする。

叶う恋もあればいつの間にか消えてしまう恋もある。

一緒になれた人より手に入らなかった人の方が
いつまでも心のどこかに残ることだってある。

泡のように生まれていつか消えてしまうとしても。

そこに確かにあった気持ちまで嘘になるわけじゃない。

そんな大人の恋について、

ここでは少しずつ書いていこうと思う。

大人になると、好きな気持ちが大きいほど、かえって素直になれないこともあります。


「会いたい」「寂しい」と言えなくなる心理については、「好きな人ほど素直になれないのはなぜ?大人の恋愛に隠れた心理」で詳しく書いています。

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