- 【前はもっとLINEしてくれたのに】
- 【人によって「ちょうどいい連絡量」は違う】
- 【あなたにとって少ない=彼にとっても少ない、ではない】
- 【付き合う前よりLINEが減るのはなぜ?】
- 【LINEの回数だけで愛情を測らない】
- 【本当に見るべきなのは、LINE以外も含めた彼の行動】
- 【返信が遅いだけでも不安になってしまう】
- 【「私ばかり好きなのかな」と思ったら】
- 【不安だからといって、追いLINEを繰り返さない】
- 【わざと返信を遅らせる必要もない】
- 【LINEで愛情を確認するより、会ったときの二人を見る】
- 【会っているのにスマホばかりなら、別の問題かもしれない】
- 【彼の本音を知りたいなら、結局は聞くしかない】
- 【責めるのではなく、自分の気持ちを伝える】
- 【話し合おうとすると彼が黙る場合は】
- 【それでも彼の気持ちが分からないなら】
- 【LINEを待つ時間を、自分の時間に戻す】
- 【大切なのは「何通来たか」ではなく、二人が安心できているか】
- 【まとめ|連絡が減った。それだけで恋が終わったわけではない】
- 【参考にした主な研究】
【前はもっとLINEしてくれたのに】
付き合い始めた頃は、毎日のようにLINEが来た。
「おはよう」
「仕事終わったよ」
「今何してる?」
特に用事がなくても連絡をくれた。
それなのに最近は、自分から送らなければ来ない。返信も前より遅くなったし、文章も短くなった。
すると、どうしても考えてしまいます。
「もう私に冷めたのかな」
「他に好きな人ができた?」
「私ばかり好きになってない?」
付き合っているのだから直接聞けばいい。
頭では分かっていても、
「重いと思われたくない」
「本当に冷めていると言われたら怖い」
そう思って聞けない人もいるでしょう。
では、彼氏からの連絡が減ったことは、本当に「愛情が冷めたサイン」なのでしょうか。
【結論から言えば、LINEが減っただけでは分からない】
最初に答えを言ってしまいます。
彼氏からのLINEが減った。
これだけで、
「あなたへの気持ちが冷めた」
とは判断できません。
もちろん、実際に気持ちが変わって連絡が減る人もいるでしょう。
でも理由はそれだけではありません。
仕事が忙しくなった。
付き合いが安定して、頻繁に連絡しなくても大丈夫だと思うようになった。
もともとLINEが好きではなかった。
付き合う前は頑張って連絡していた。
単純に連絡頻度に対する感覚があなたと違う。
いろいろな可能性があります。
だから見るべきなのは、
「LINEが何通来るか」
だけではありません。
【人によって「ちょうどいい連絡量」は違う】
2022年、アメリカのフロリダ大学心理学部の研究チームが、恋人がいる302人の大学生を対象に、恋愛とメッセージのやり取りについて調べました。
研究で分かったことを簡単にすると、
「人によって、恋人から欲しい連絡量が違う」
ということです。
特に恋愛で、
「嫌われたらどうしよう」
「相手の気持ちが離れたらどうしよう」
と不安を感じやすい人ほど、実際に届いているより多くのメッセージを欲しがる傾向がありました。
反対に、恋人と一定の距離を保ちたい傾向が強い人は、実際に届いているより少ないメッセージを望む傾向がありました。
同じ恋人同士でも、
「もっと連絡したい」
という人と、
「こんなに連絡しなくても大丈夫」
という人がいるということです。
【あなたにとって少ない=彼にとっても少ない、ではない】
ここは恋愛ですれ違いやすいところです。
あなたは、
「付き合っているなら毎日LINEするのが普通」
と思っている。
彼は、
「用事がなければLINEしなくてもいい」
と思っている。
どちらが正しいのでしょう。
おそらく、どちらも間違いではありません。
問題になるのは、
「普通はこうでしょ」
と、自分の基準だけで相手の愛情を判断してしまうことです。
あなたにとっては、
LINE=つながっている感覚。
彼にとっては、
LINE=連絡手段。
同じLINEでも、二人の中で意味が違うことがあります。
【付き合う前よりLINEが減るのはなぜ?】
ここが一番気になるかもしれません。
「もともと連絡しない人なら分かる。でも付き合う前は毎日LINEしてたよ?」
確かにそうです。
ただ、付き合う前と付き合った後では関係が違います。
付き合う前なら、
「もっと自分を知ってほしい」
「他の男性に取られたくない」
「次のデートにつなげたい」
と積極的に連絡することがあります。
そして恋人になり、関係が安定すると、
「もう頻繁に連絡しなくても大丈夫」
と安心する人もいます。
女性からすれば、
「手に入ったから雑になったの?」
と感じるかもしれません。
でも彼の中では、
「気持ちが冷めた」
ではなく、
「関係が安定した」
なのかもしれません。
もちろん、これは可能性の一つです。
彼本人に確認しない限り、本当の理由は分かりません。
【LINEの回数だけで愛情を測らない】
2014年には、アメリカ南東部の大学で、恋人がいる395人を対象にした研究も行われています。
この研究では、恋人とのメッセージの「単純な量」と、恋愛関係への満足度との間には、はっきりした関連が確認されませんでした。
つまり、
「LINEが多いカップルほど幸せ」
とは単純に言えなかったのです。
一日に100通LINEするカップルもいれば、数通しか送らないカップルもいます。
それでも二人が満足しているなら、その関係にとってはそれが適切な連絡量なのかもしれません。
【本当に見るべきなのは、LINE以外も含めた彼の行動】
LINEが減った。
そこで、
「冷めた」
と結論を出す前に、彼の行動をもう少し広く見てみましょう。
会う時間を作ってくれる。
デートの約束をしてくれる。
会えば楽しそうに話してくれる。
あなたの話を聞いてくれる。
困ったときには気にかけてくれる。
将来の予定にあなたが入っている。
こうした行動が変わっていないなら、
「LINEが減った=愛情がなくなった」
とは言い切れません。
逆に、LINEだけではなく、
会う回数も減った。
誘っても断られる。
会っても楽しそうではない。
あなたへの関心がなくなった。
将来の話を避けるようになった。
こうした変化がいくつも重なっているなら、LINEだけの問題として考えない方がいいでしょう。
【返信が遅いだけでも不安になってしまう】
朝送ったLINEが返ってこない。
昼になっても既読にならない。
夕方になった。
するとスマホを見るたびに気になります。
「何してるんだろう」
「私のLINE見てるよね?」
「返す時間くらいあるでしょ」
そして返信が来るまで、彼のことばかり考えてしまう。
先ほど紹介したフロリダ大学の研究では、恋愛で不安を感じやすい人は、相手より早く返信する傾向も確認されています。
つまり、
「早く返信してほしい」
という気持ちの強さには、相手の愛情だけではなく、自分自身が恋愛でどれくらい不安を感じやすいかも関係する可能性があります。
【「私ばかり好きなのかな」と思ったら】
彼からLINEが来ない。
自分から送る。
返信を待つ。
また自分から送る。
これが続けば、
「私ばかり追いかけてる」
と感じるのも当然です。
ただ、愛情はLINEの送信回数だけでは測れません。
自分ばかり好きなように感じて苦しくなっている人は、こちらの記事も読んでみてください。
→【「私ばかり好き」になる恋愛はなぜ苦しい?愛されているか不安になる心理】
【不安だからといって、追いLINEを繰り返さない】
返信が来ない。
「忙しい?」
さらに30分後、
「大丈夫?」
夜になって、
「なんで返事くれないの?」
不安になるほど、何かしたくなります。
でもLINEを送る目的が、
「彼と話したい」
から、
「彼の愛情を確認したい」
に変わってしまうと、自分自身も苦しくなります。
一度送ったなら、少し待つ。
その間は仕事をする。
映画を見る。
友達と出かける。
運動する。
自分の時間へ意識を戻します。
彼から返信が来るまでの時間を、
「彼が私を好きか確認する時間」
にしないことです。
【わざと返信を遅らせる必要もない】
逆に、
「彼が3時間空けたから、私も3時間空けよう」
と考える必要もありません。
すぐ返信したら追っていると思われる。
既読をつけて少し放置した方がいい。
そんな駆け引きを始めると、LINEが二人の会話ではなくなります。
自分が返せるときに返す。
忙しければ後で返す。
それくらいでいいのではないでしょうか。
【LINEで愛情を確認するより、会ったときの二人を見る】
恋愛はスマホの中だけで行うものではありません。
LINEではそっけない。
でも会えばよく笑う。
話を聞いてくれる。
手をつなぐ。
次のデートを考えてくれる。
そんな男性もいます。
反対にLINEでは、
「好きだよ」
「会いたい」
と毎日言う。
でも実際には会おうとしない。
約束を守らない。
あなたを大切に扱わない。
それなら、メッセージの多さだけを見ても本当の関係は分かりません。
見るなら、
「彼が何と送ってくるか」
だけではなく、
「あなたにどう接しているか」
まで見てみましょう。
【会っているのにスマホばかりなら、別の問題かもしれない】
連絡は少ない。
さらに会っているときも、彼はスマホばかり見ている。
あなたが話しかけても画面を見たまま。
そうなると、
「もともとLINEをしないタイプ」
だけでは説明できないかもしれません。
恋人と一緒にいるのにスマホを優先する行動については、こちらの記事で研究をもとに詳しく扱っています。
→【彼氏がスマホばかり見るのは冷めたから?一緒にいるのに寂しいと感じる理由】
【彼の本音を知りたいなら、結局は聞くしかない】
ここまでいろいろな可能性を考えてきました。
仕事が忙しい。
安心している。
LINEが苦手。
一人の時間が必要。
気持ちが冷めている。
どれも可能性としてはあります。
でも、
「彼の場合はどれなのか」
は研究を読んでも分かりません。
彼本人にしか分からないからです。
だから不安が続くなら、最終的には話す必要があります。
【責めるのではなく、自分の気持ちを伝える】
そのとき、
「最近LINE減ったよね。冷めたの?」
と問い詰めると、彼も身構えるかもしれません。
それより、
「最近ちょっと連絡減ったから、少し寂しかった」
と自分の気持ちを伝える。
そして、
「忙しい?」
「今くらいのLINEの頻度が楽?」
と聞いてみる。
大切なのは、
「LINEを増やして」
と命令することではありません。
あなたはどのくらい連絡が欲しいのか。
彼はどのくらいが心地いいのか。
二人のちょうどいい場所を探すことです。
【話し合おうとすると彼が黙る場合は】
勇気を出して話した。
でも彼が黙ってしまう。
「別に」
「何もない」
で終わってしまう。
そうなると、問題はLINEの頻度ではなく、
「二人が不安や不満について話し合える関係なのか」
というところまで広がります。
話し合いになると黙ってしまう彼氏についてはこちらで詳しく扱っています。
→【喧嘩すると黙る彼氏は何を考えてる?話し合いから逃げる男性心理と向き合い方】
【それでも彼の気持ちが分からないなら】
彼は連絡してこない。
会う回数も減った。
将来の話もしなくなった。
こちらから聞いても曖昧な答えしか返ってこない。
ここまで重なれば、
「LINEを増やす方法」
を考えるより、二人の関係そのものを確認した方がいいかもしれません。
特に長く付き合っていて結婚も考えているなら、
「彼が自分との将来をどう考えているのか」
は避け続けられる問題ではありません。
→【彼氏は結婚を考えてる?将来を本気で考えている男性の見極め方】
【LINEを待つ時間を、自分の時間に戻す】
そしてもう一つ。
彼からのLINEが減ったときほど、自分の生活をなくさないでください。
返信が来るまでスマホを見る。
SNSを見る。
彼のオンライン状況を見る。
またLINEを開く。
それを繰り返していると、一日の気分を彼の返信に支配されてしまいます。
恋愛は大切です。
でもあなたの生活には、恋愛以外にもいろいろなものがあるはずです。
仕事。
友達。
家族。
趣味。
美容。
運動。
一人で過ごす時間。
彼から連絡が来なくても楽しめる時間を持つことは、彼を好きではなくなることではありません。
恋愛以外にも自分の世界を持つということです。
【大切なのは「何通来たか」ではなく、二人が安心できているか】
一日20通LINEする。
それでも不安な恋愛があります。
一日2通しかLINEしない。
それでも安心できる恋愛があります。
だから本当に考えたいのは、
「普通のカップルは一日に何通LINEするの?」
ではないのかもしれません。
あなたは今の関係で安心できているか。
彼も無理をしていないか。
そして不安になったとき、二人で話すことができるか。
そこを見る方が大切です。
【まとめ|連絡が減った。それだけで恋が終わったわけではない】
彼氏からのLINEが減った。
返信が遅くなった。
文章が短くなった。
好きだからこそ、小さな変化にも気づきます。
そして、
「冷めたのかな」
と不安になる。
でも研究から分かるのは、恋人に求める連絡の量には人によってかなり違いがあるということです。
2022年にフロリダ大学心理学部が恋人のいる302人を調べた研究でも、恋愛で不安を感じやすい人は実際より多くのメッセージを望み、距離を取りたい傾向のある人は実際より少ないメッセージを望んでいました。
さらに別の395人を対象にした研究では、単純なメッセージ量と恋愛関係への満足度には、はっきりした関連が確認されませんでした。
だから、
「LINEが減った=愛情が減った」
とすぐに決めなくていい。
LINE以外の彼を見る。
自分がなぜ不安なのかも考える。
それでも寂しいなら、素直に伝える。
恋愛で必要なのは、毎日決められた数のLINEが届くことではありません。
離れているときも、会っているときも、
「この人とはちゃんとつながっている」
と思えることなのではないでしょうか。
【参考にした主な研究】
2022年
米国・フロリダ大学心理学部の研究チーム。
恋人がいる大学生302人を対象に、恋愛における不安や人との距離の取り方と、メッセージの頻度・返信速度・希望する連絡量などとの関係を調査。
『Cyberpsychology, Behavior, and Social Networking』掲載。
2014年
米国南東部の大学で、恋人がいる395人を対象に、恋人とのメッセージ利用と恋愛関係への満足度などを調査。
単純なメッセージ量と関係満足度には、はっきりした関連が確認されなかった。
『Computers in Human Behavior』掲載。

