- 【初デート、何をすれば女性に好かれる?】
- 【まず大前提。見た目は関係ある】
- 【だからといって、イケメンじゃなければ無理ではない】
- 【第一印象は、その後にも残る】
- 【「女性全員にモテる男」になる必要はない】
- 【初デートで一番やってはいけないこと】
- 【女性の話を聞く。ただし尋問にしない】
- 【会話が苦手なら、先にこちらを読んでみてください】
- 【目を合わせることにも意味がある】
- 【目線は「興味があります」という小さなサイン】
- 【「楽しませなきゃ」より、一緒に楽しむ】
- 【二人のテンポが合うことも大切】
- 【初デートで沈黙しても大丈夫】
- 【自分の話もちゃんとする】
- 【無理に女性へ合わせすぎない】
- 【初デートは、女性に選ばれる試験ではない】
- 【だから初デートのゴールを変える】
- 【デートの終わりに、駆け引きはいらない】
- 【うまくいかなかったら、自分に魅力がない?】
- 【相性は、一人では作れない】
- 【そもそもデートする相手と出会えていないなら】
- 【初デートで大切なのは「自分を売り込むこと」ではない】
- 【まとめ|「また会いたい」は二人の間で生まれる】
- 【参考にした主な研究】
【初デート、何をすれば女性に好かれる?】
気になる女性と、やっとデートできることになった。
店も予約した。
服も考えた。
話すこともなんとなく考えた。
でも当日が近づくほど、
「何を話せばいい?」
「沈黙したらどうしよう」
「どうすれば好印象を持ってもらえる?」
と考えてしまう。
そしてデートが始まると、今度は失敗しないことに必死になる。
面白い話をしなきゃ。
格好よく見せなきゃ。
女性を楽しませなきゃ。
でも、本当にそれが「また会いたい」と思われる男性なのでしょうか。
実は世界では、男女に実際に短時間のデートをしてもらい、
「誰にもう一度会いたいと思ったか」
を調べる研究が数多く行われています。
そこから見えてくるのは、意外とシンプルなことです。
今回は、初デートで女性に好かれるための小手先のテクニックではなく、
「また会いたい」
と思われる人にはどんな特徴があるのかを、実際のデートを使った研究から考えてみます。
【まず大前提。見た目は関係ある】
ここは綺麗事を言わずにいきましょう。
初対面では、見た目も関係します。
2020年にイスラエルのバル=イラン大学などの研究者が、男女に実際に短時間のデートをしてもらう実験を行いました。
その結果、相手を魅力的だと感じた人ほど、
「もう一度会いたい」
と思われる傾向がありました。
恋愛では中身が大切。
これは間違っていません。
でも、まだ中身をほとんど知らない初対面では、外見から受ける印象も判断材料になります。
【だからといって、イケメンじゃなければ無理ではない】
ここで、
「じゃあ結局、顔じゃん」
と思う必要はありません。
研究でいう「魅力的に見えること」は、顔の造形だけで決まるものではありません。
そして私たちが実際に変えられる部分もあります。
髪が整っている。
髭が清潔に処理されている。
服が汚れていない。
サイズの合った服を着ている。
靴が汚れていない。
爪が伸びていない。
口臭や体臭に気を配っている。
こうした部分です。
初デートで目指したいのは、
「誰よりもイケメンになること」
ではありません。
まず、
「清潔感のない人」
という入口で落とされないことです。
【第一印象は、その後にも残る】
2022年、米国のカリフォルニア大学デービス校などの研究者が、
3つのスピードデート研究をまとめて分析しました。
参加したのは559人。
行われた短時間のデートは、合計6,600回以上です。
研究者たちは、
「初めて会ったときに感じた印象が、その後の恋愛にどれくらい関係するのか」
を追跡しました。
すると最初に、
「この人は魅力的だ」
と感じられたことだけではなく、
「私はこの人と合いそう」
と相手から感じてもらえたことも、その後の恋愛感情や実際に会う行動につながっていました。
【「女性全員にモテる男」になる必要はない】
これはかなり大切です。
10人の女性全員から、
「この人いい!」
と思われる必要はありません。
恋愛は人気投票ではないからです。
研究でも、
「多くの人から魅力的だと思われること」
とは別に、
「この二人だから感じる相性」
が、その後の関係に影響していました。
つまり、
Aさんには合わなかった。
Bさんにも合わなかった。
でもCさんとは妙に話が合う。
それでいい。
恋愛で探しているのは、
「すべての女性に好かれる男性」
ではなく、
「自分と合う女性」
だからです。
【初デートで一番やってはいけないこと】
それなのに、初デートになると多くの男性が、
「好かれなきゃ」
と考えます。
すると、自分を良く見せることに意識が向きます。
仕事の話。
収入の話。
昔の武勇伝。
知識。
高い車。
高い店。
もちろん、そうした話が絶対に悪いわけではありません。
でも、
「俺はこんなにすごい」
を伝えることばかり考えていたら、目の前の女性を知る時間がなくなってしまいます。
初デートは、自分をプレゼンする面接ではありません。
【女性の話を聞く。ただし尋問にしない】
じゃあ女性の話を聞けばいい。
そう思って、
「仕事は?」
「趣味は?」
「休みの日は?」
「兄弟いる?」
「好きな食べ物は?」
と質問を続ける。
これでは今度は面接官です。
大切なのは、質問の数ではありません。
相手が話したことから、次の話へつなげることです。
例えば女性が、
「最近キャンプにハマってて」
と言った。
そこで、
「へえ。どこ行くの?」
と聞く。
「この前、長野行ったよ」
「長野いいね。キャンプ始めたきっかけって何だったの?」
こうやって、一つの話を少しずつ広げます。
【会話が苦手なら、先にこちらを読んでみてください】
女性との会話が続かない男性については、別の記事で詳しく扱っています。
何を話せばいいかを大量に暗記するより、
「相手の話にどう興味を持つか」
を考えた方が、会話は自然になりやすくなります。
→【女性との会話が続かない男性へ|「何を話すか」より大切な好かれる会話の心理学】
【目を合わせることにも意味がある】
2024年には、ドイツのハンブルク大学などの研究者が、実際のスピードデートで男女の視線を調べています。
参加者は男性30人、女性30人。
一人につき4回、5分程度のデートをしてもらいました。
そして特殊な機器を使って、
「二人がどこを見ているのか」
まで測定しました。
その結果、目を合わせる時間が多かった相手ほど、
「この人を選びたい」
と思われる傾向が確認されました。
ここから、
「ずっと目を見ればモテる」
と考えるのは間違いです。
じっと見続けたら、むしろ怖いでしょう。
大切なのは、女性が話しているのにずっと料理を見る、スマホを見る、店内を見るのではなく、
「あなたの話を聞いています」
と伝わる程度に自然に相手を見ることです。
【目線は「興味があります」という小さなサイン】
考えてみれば、これは恋愛以外でも同じです。
自分が話しているとき、
相手がこちらを見て、
「うん」
と聞いてくれる。
それだけで話しやすくなります。
逆にスマホを見ながら、
「へえ」
と言われたら、
「興味ないのかな」
と感じる。
目を合わせることは、格好をつけるためのテクニックというより、
「あなたに注意を向けています」
というコミュニケーションの一つと考えた方が自然です。
【「楽しませなきゃ」より、一緒に楽しむ】
初デートで男性が陥りやすいのが、
「俺が女性を楽しませなければ」
という考え方です。
面白い話をする。
笑わせる。
デートを完璧に進行する。
でも、それを続けると疲れます。
女性も、
「この人、頑張ってるな」
と感じるかもしれません。
二人で食べた料理がおいしかったら、
「これうまいね」
でいい。
景色が綺麗なら、
「ここ綺麗だね」
でいい。
何か面白いことがあったら、一緒に笑えばいい。
デートは男性が提供するショーではありません。
【二人のテンポが合うことも大切】
2022年には、イスラエルのヘブライ大学などの研究チームが、実際の短時間デートで男女の動きや身体反応まで測定しました。
そこで確認されたのが、
「二人の動きや身体反応が自然に合っているほど、お互いの魅力を高く感じる傾向」
です。
少し難しく聞こえますが、もっと簡単に考えていいでしょう。
話す。
相手が反応する。
笑う。
相手も笑う。
相手が話す。
こちらが聞く。
こうした二人のやり取りのテンポが自然に合うことです。
無理に作るものではありません。
むしろ、
「次は何を話そう」
と頭の中だけで考え続けるより、目の前の相手に反応する方が大切なのかもしれません。
【初デートで沈黙しても大丈夫】
会話が止まった。
数秒の沈黙。
男性は焦ります。
「やばい。何か話さなきゃ」
でも、ずっと喋り続ける必要はありません。
飲み物を飲む。
料理を食べる。
景色を見る。
そして、
「これ美味しいね」
からまた話が始まる。
それでいい。
沈黙そのものより、
「沈黙してはいけない」
と焦って不自然になる方が、会話を難しくしてしまうことがあります。
【自分の話もちゃんとする】
聞き上手になろうとして、
「俺の話なんてしない方がいい」
となるのも違います。
相手もあなたを知るために来ています。
女性が、
「休みの日何してるの?」
と聞いた。
「特に何も」
で終わったら、相手も広げようがありません。
「最近ランニング始めたんだよね。まだ全然走れないけど」
くらいでいい。
完璧な趣味でなくてもいい。
あなたが何を好きで、何を楽しいと思う人なのか。
それを少しずつ見せていきます。
【無理に女性へ合わせすぎない】
女性が、
「韓国ドラマ好き」
と言った。
本当は全く見ないのに、
「俺もめっちゃ好き!」
と言う。
女性がキャンプ好きなら、
「俺もキャンプやろうと思ってた!」
何でも合わせる。
その場では好かれるかもしれません。
でも、それではあなた自身が見えません。
相手との共通点は大切です。
実際、大規模なマッチングデータを使った研究でも、心理的特徴や求める関係、経験など、さまざまな面で似ている人同士が実際の接触につながりやすい傾向が報告されています。
ただし、共通点は「作る」ものではありません。
本当に共通している部分を見つけるものです。
【初デートは、女性に選ばれる試験ではない】
ここまでで一番伝えたいのはこれです。
初デートになると、
「女性からどう評価されるか」
ばかり考えてしまいます。
でも、あなたも相手を知るために来ています。
この人と話していると楽しい?
価値観は合いそう?
もっと話したい?
一緒にいて疲れない?
相手のことをもっと知りたい?
女性から100点をもらう必要はありません。
二人とも、
「もう一度会ってみたい」
と思えれば十分です。
【だから初デートのゴールを変える】
初デートのゴールを、
「付き合う」
にすると難しくなります。
まだほとんど知らない相手です。
だからゴールは、
「もう一度会ってみたいと思えるか」
くらいでいい。
そして相手にも、
「もう一度話してみたい」
と思ってもらう。
2022年の6,600回以上のデートを分析した研究でも、最初に感じた「この人とは合いそう」という二人固有の相性は、その後の恋愛感情や実際に会う行動につながっていました。
恋愛は、一回のデートで完成するものではありません。
【デートの終わりに、駆け引きはいらない】
楽しかった。
また会いたい。
なら、
「今日は楽しかった。またご飯行こう」
でいい。
わざと連絡を遅らせる。
相手から来るまで送らない。
急にそっけなくする。
そうした駆け引きをしなくても、
「また会いたい」
と思っているなら、その意思を伝えることはできます。
相手も同じ気持ちなら、次につながります。
違ったなら、それも恋愛です。
【うまくいかなかったら、自分に魅力がない?】
初デートした。
でも二回目につながらなかった。
これは傷つきます。
「何がダメだったんだろう」
と考えるでしょう。
振り返ることは悪くありません。
清潔感がなかった?
自分ばかり話した?
失礼なことを言った?
改善できるところがあるなら、次に活かせます。
でも、
「俺には男として魅力がない」
まで広げる必要はありません。
【相性は、一人では作れない】
先ほど紹介した研究でも、
「多くの人から魅力的だと思われること」
だけではなく、
「特定の二人だから感じる相性」
が、その後の関係につながっていました。
つまり、
あなたがいいと思った女性が、あなたを選ばないこともある。
あなたがそこまで意識していなかった女性から、好意を持たれることもある。
恋愛はそういうものです。
一人とうまくいかなかったことは、
「あなたは女性から好かれない男性だ」
という証明にはなりません。
【そもそもデートする相手と出会えていないなら】
初デート以前に、
「女性と出会う機会そのものがない」
という男性もいるでしょう。
職場と家の往復だけでは、新しい恋愛が始まりにくいのも当然です。
30代・40代男性が女性と出会う方法についてはこちらで詳しくまとめています。
→【30代・40代男性はどこで女性と出会う?出会いがない社会人の現実的な方法】
【初デートで大切なのは「自分を売り込むこと」ではない】
清潔感を整える。
相手を見る。
話を聞く。
自分のことも話す。
一緒に笑う。
そして、
「この人とは合うかな」
と自分も相手を知る。
こうして並べると、特別な恋愛テクニックはほとんどありません。
むしろ、
「どうすればモテる?」
ばかり考えるほど、本来の目的から離れてしまうことがあります。
目の前の一人と向き合う。
その方が大切です。
【まとめ|「また会いたい」は二人の間で生まれる】
初デートでは、見た目も関係します。
だから清潔感を整える。
でも、それだけではありません。
実際のスピードデートを使った研究では、目を合わせることや二人のやり取り、そして最初に感じる「この人とは合いそう」という感覚が、その後の恋愛と関連することが報告されています。
だから初デートで、
「女性を絶対に落とす」
必要はありません。
面白い男を演じなくてもいい。
自分を大きく見せなくてもいい。
相手の話を聞く。
自分の話もする。
自然に目を合わせる。
一緒に楽しむ。
そして自分自身も、
「この人にもう一度会いたいかな」
と考える。
恋愛は、女性から選んでもらうだけのものではありません。
お互いが、
「もう少し、この人を知りたい」
と思ったところから始まります。
【参考にした主な研究】
2022年
カリフォルニア大学デービス校などの研究チーム。
3つのスピードデート研究、559人・6,600回以上のデートを分析し、初対面で感じる魅力や二人固有の相性が、その後の恋愛感情や実際に会う行動と関連することを報告。
Proceedings of the National Academy of Sciences掲載。
2024年
ハンブルク大学などの研究チーム。
男女60人・合計240回の短時間デートで視線を測定し、目を合わせることと相手を選ぶ行動との関連を調査。
2022年
イスラエルの研究チーム。
実際の短時間デート中の行動と身体反応を測定し、二人の身体反応や動きが自然に合うことと、恋愛的・性的な魅力との関連を報告。
2019年
4億2,100万件を超えるマッチング候補のデータを分析した研究。
性格、求める関係、経験など、さまざまな特徴の類似性と実際のマッチングとの関連を分析。

