- 【「また近くなったら決めよう」と言われる】
- 【結論|予定を決めないだけでは「冷めた」とは判断できない】
- 【なぜ「先の予定」がこんなに気になるの?】
- 【将来の予定と恋愛への気持ちは研究されている】
- 【将来の中に恋人がいることには意味がある】
- 【でも「予定を決めない男性=本気じゃない」とは言えない】
- 【「予定が分からない」と「決める気がない」は違う】
- 【見るなら「決められない理由」と「その後」】
- 【友達との予定だけ早く決まるとモヤモヤする】
- 【優先順位の低さを感じているなら】
- 【予定が決まらないと不安が大きくなりやすい理由】
- 【2025年、恋人がいる276人を調べた研究】
- 【つまり「先が分からない状態」は無視できない】
- 【彼氏の気持ちそのものが分からないなら】
- 【先の予定を聞くたびに「重い」と思われそう】
- 【ただし、毎日確認し続ける必要もない】
- 【「また今度」を具体的にしてみる】
- 【会う予定すら決まらなくなっているなら】
- 【「何月何日に何をする」だけが将来の話ではない】
- 【結婚を考えているなら話はもう少し大きくなる】
- 【2016年には「将来への予想」とコミットメントも研究された】
- 【人は「今」だけで恋愛を続けているわけではない】
- 【ただ、先の話が苦手な人もいる】
- 【二人の「予定を決めたい時期」が違うだけなら調整できる】
- 【「私は早めに決めたい」と言っていい】
- 【自分の予定を空けたまま待たない】
- 【彼を試すために予定を埋める必要もない】
- 【彼が本当に二人の未来を避けているなら】
- 【予定の問題から、価値観の問題になることもある】
- 【まとめ|「いつ決める?」より「二人の未来を作ろうとしているか」を見る】
- 【参考にした主な研究】
【「また近くなったら決めよう」と言われる】
来月の休みが分かった。
「どこか行かない?」
と彼氏に聞く。
すると、
「まだ分からない」
「近くなったら決めよう」
と言われる。
旅行の話をしても同じ。
イベントに誘っても、
「予定見てみる」
で終わる。
ところが友達との予定は、何週間も前から決まっている。
そんな彼を見ていると、
「私との予定は決めたくないの?」
「先の約束をするほど好きじゃない?」
「もしかして、この先も付き合うつもりがない?」
と考えてしまいます。
予定が決まらないことそのものより、
「彼の未来の中に私は入っているのかな」
という不安の方が大きいのかもしれません。
【結論|予定を決めないだけでは「冷めた」とは判断できない】
最初に結論から言うと、
彼氏が先の予定をなかなか決めない。
それだけで、
「あなたとの将来を考えていない」
とは判断できません。
仕事の予定が読めない。
先のことを決めるのが苦手。
直前に予定を決めたいタイプ。
約束して守れなくなる方が嫌。
いろいろな可能性があります。
一方で、
あなたとの予定だけ決めない。
何度聞いても曖昧。
代わりの日も提案しない。
将来の話そのものを避ける。
そうした行動が重なっているなら、
「予定を決めるのが苦手なだけ」
では済まない場合もあります。
見るべきなのは、
カレンダーに予定を書いたかどうかだけではありません。
二人の未来について、彼がどの程度関わろうとしているかです。
【なぜ「先の予定」がこんなに気になるの?】
例えば、
「来月旅行行こう」
と言ってくれる。
それだけで少し安心することがあります。
なぜでしょう。
まだ旅行には行っていません。
何か特別な愛情表現をされたわけでもありません。
でも、
「来月もこの人は私と一緒にいるつもりなんだ」
と感じられるからです。
反対に、
何を提案しても、
「分からない」
「また今度」
だと、
二人の未来が見えません。
予定の問題に見えて、
本当は、
「この関係が続くと思っているのは私だけ?」
という不安になっていることがあります。
【将来の予定と恋愛への気持ちは研究されている】
2016年、米国・パデュー大学のKenneth Tan氏とChristopher Agnew教授は、
恋人との将来の予定と、恋愛関係を続けようとする気持ちについて3つの研究を行いました。
研究では、
恋人と将来やりたいこと。
二人の未来について考えられる予定。
そうしたものを思い浮かべることと、恋愛関係へのコミットメントとの関係を調べています。
コミットメントという言葉は少し難しいですが、
簡単に言えば、
「この関係をこれからも続けたい」
という気持ちに近いものです。
【将来の中に恋人がいることには意味がある】
この研究は、
「旅行の予定を決める男性は愛情が強い」
と証明した研究ではありません。
そこは分けて考える必要があります。
ただ、
人が恋愛関係をどう考えているかと、
「恋人との未来をどのくらい思い浮かべられるか」
には関係があることが研究されています。
つまり、
二人で先の予定を考えるという行動が、
まったく意味のないものではないということです。
【でも「予定を決めない男性=本気じゃない」とは言えない】
ここで、
「じゃあ来月の予定を決めない彼は私に本気じゃないんだ」
とは考えないでください。
研究は、
特定の彼氏の本音を判定するものではありません。
現実には、
交代勤務。
繁忙期。
家族の予定。
仕事の呼び出し。
さまざまな事情があります。
だからまず、
「なぜ決められないのか」
を聞くことが必要です。
【「予定が分からない」と「決める気がない」は違う】
例えば、
「来月のシフトが25日に出るから、それまで分からない」
これは理由が具体的です。
そして25日になったら、
「ここ休みだったよ」
と彼から連絡が来る。
この場合、
本当に決められなかった可能性があります。
一方、
「まだ分からない」
と言う。
いつ分かるのか聞いても、
「さあ」
で終わる。
一か月経っても何も言わない。
またこちらから聞く。
これなら、
予定が分からないことより、
二人の予定を決めることへの関心が低い可能性も考えたくなります。
【見るなら「決められない理由」と「その後」】
彼から、
「今は分からない」
と言われた。
そこで見るのは、その一言だけではありません。
いつなら分かるのか説明する。
分かったら自分から連絡する。
別の日を提案する。
「行きたい」という意思は示す。
こうした行動があるか。
つまり、
「今は決められない」
のあとに、
二人の予定を作るための動きがあるかを見るのです。
【友達との予定だけ早く決まるとモヤモヤする】
ここが一番気になる人も多いでしょう。
あなたとの予定は、
「まだ分からない」
なのに、
友達との旅行は来月。
ゴルフも決まっている。
飲み会の日程もすぐ決める。
それなら、
「予定を決めるのが苦手な人」
という説明では納得しにくくなります。
あなたが嫌なのは、
友達と遊ぶことではありません。
「私との予定だけ後回しにされているように感じる」
ことではないでしょうか。
【優先順位の低さを感じているなら】
友達。
仕事。
趣味。
全部決まったあとに、
空いた日にあなたと会う。
そんな状態が続いているなら、
予定の問題だけではなく、
「私は大切にされているのかな」
という悩みになっているかもしれません。
彼氏の中で自分の優先順位が低いと感じている人は、以下のブログを読んでみてください。

【予定が決まらないと不安が大きくなりやすい理由】
今週会えるか分からない。
来月の旅行も分からない。
年末どうするかも分からない。
すると、
二人の関係そのものまで分からなくなってくることがあります。
心理学では、
「関係についての不確かさ」
について研究されています。
簡単に言えば、
「この人は私との関係をどう思っている?」
「私たち、この先どうなる?」
と確信を持てない状態です。
【2025年、恋人がいる276人を調べた研究】
2025年、アンカラ大学などの研究チームは、恋人がいる276人を対象に調査しました。
研究では、
恋愛で不安を感じやすい傾向。
親密な関係で距離を取りやすい傾向。
二人の関係についての不確かさ。
恋愛関係を続けようとする気持ち。
などを調べています。
結果として、
恋愛で不安を感じやすい傾向も、親密な関係で距離を取りやすい傾向も、
「関係についての不確かさ」が高まることを通じて、関係を続けようとする気持ちの低さと関連していました。
【つまり「先が分からない状態」は無視できない】
もちろん、
予定が決まらないから、この研究と同じことが起きる。
という意味ではありません。
でも、
「私たち、この先どうなるんだろう」
という不確かさそのものが、
恋愛関係を考えるうえで重要なテーマなのは確かです。
だからあなたが、
「旅行に行けないこと」
より、
「彼が未来の話をしてくれないこと」
に苦しくなっているなら、
その不安を小さなことだと扱わなくていいでしょう。
【彼氏の気持ちそのものが分からないなら】
予定を決めない。
連絡も少ない。
愛情表現も減った。
すると、
「そもそも彼は私を好きなの?」
という疑問まで広がることがあります。
一つの行動だけから彼の気持ちを決めない考え方については、以下のブログを読んでみてください。

【先の予定を聞くたびに「重い」と思われそう】
来月どうする?
夏休みどこか行く?
年末は?
何度も聞くと、
「重いと思われるかな」
と気になる人もいるでしょう。
でも、
旅行へ行きたい。
イベントへ行きたい。
次のデートを決めたい。
これは普通に予定を相談しているだけです。
それ自体を、
「結婚を迫っている」
かのように考える必要はありません。
【ただし、毎日確認し続ける必要もない】
彼から、
「来週シフトが出る」
と言われた。
それなら、シフトが出るまで待てます。
翌日また、
「分かった?」
その翌日、
「まだ?」
と聞き続けても、決められないものは決まりません。
ポイントは、
いつ分かるのか。
分かったあと誰から連絡するのか。
そこを確認することです。
【「また今度」を具体的にしてみる】
彼が、
「また今度行こう」
と言った。
そこで、
「いつ?」
と詰める必要はありません。
例えば、
「じゃあ来月の休み分かったら決めようか」
と少し具体的にする。
そのあと本当に話が進むかを見る。
「また今度」という言葉そのものより、
その「今度」が実際に来るかです。
【会う予定すら決まらなくなっているなら】
以前は毎週会っていた。
最近は、
次に会う日すら決まらない。
こちらから聞いても、
「まだ分からない」
ばかり。
この場合、
先の旅行よりも、
日常的に会う時間そのものが減っていることを考えた方がいいでしょう。
彼氏と会う頻度が減って不安になっている人は、以下のブログを読んでみてください。

【「何月何日に何をする」だけが将来の話ではない】
将来を考えているかどうかは、
旅行予約だけでは分かりません。
「来年あそこ行ってみたいね」
「冬になったら温泉行こう」
「次の車どうしようかな」
「その頃は仕事が落ち着いてると思う」
何気ない会話の中にも、
未来があります。
その未来の中に自然にあなたがいるか。
そこも一つの見方です。
【結婚を考えているなら話はもう少し大きくなる】
付き合ってまだ数か月。
来月のデートが決まらない。
という話と、
何年も付き合っている。
結婚したいと伝えている。
でも彼は、
「そのうちね」
だけ。
という話では意味が違います。
結婚について彼がどう考えているかを知りたい人は、以下のブログも読んでみてください。

【2016年には「将来への予想」とコミットメントも研究された】
2016年、米国・メリーランド大学心理学部のEdward Lemay教授は、
人が、
「この恋愛は将来どのくらい幸せだろう」
と予想することと、
恋愛関係を続けようとする気持ちについて4つの研究を行いました。
研究では、
現在の関係だけではなく、
将来その関係がどれくらい満足できるものになりそうかという予想が、
関係を続けようとする気持ちや、関係を守る行動と関連していました。
【人は「今」だけで恋愛を続けているわけではない】
これは、かなり身近な話です。
今楽しい。
それだけではなく、
「来年もこの人といたい」
「この人とはこの先もうまくやれそう」
と思う。
その未来への感覚が、恋愛を続ける気持ちに関係する可能性があります。
だから、
「彼と未来の話がまったくできない」
という悩みは、
単にスケジュール管理の問題とは限らないのです。
【ただ、先の話が苦手な人もいる】
人によっては、
半年先の旅行。
一年先の予定。
こういう話をするのが苦手です。
仕事もどうなるか分からない。
自分の気持ちも変わるかもしれない。
決まっていないことを約束したくない。
そんな人もいます。
だから、
あなたが先の予定を立てるのが好き。
彼は直前に決めたい。
という違いもあり得ます。
【二人の「予定を決めたい時期」が違うだけなら調整できる】
あなたは一か月前に決めたい。
彼は一週間前でいい。
この場合、
どちらが正しいわけではありません。
例えば、
旅行は早めに決める。
普段のデートは前の週に決める。
そういうルールにしてもいい。
重要なのは、
あなた一人が毎回待たされる状態にしないことです。
【「私は早めに決めたい」と言っていい】
彼に、
「何で決めてくれないの?」
と言うと、
責められていると感じるかもしれません。
それより、
「予定が直前まで分からないと私も他の予定を入れにくいから、できれば一週間前には決めたい」
と伝える。
これは、
愛情の確認ではありません。
二人の生活を調整する話です。
【自分の予定を空けたまま待たない】
彼が、
「まだ分からない」
と言う。
だから土日を全部空けておく。
金曜日になって、
「今週は無理」
と言われる。
友達からの誘いも断っていた。
それが続けば疲れます。
「木曜日までに決まらなかったら、私は別の予定を入れるね」
と決めてもいいでしょう。
彼の予定が分からないからといって、
あなたの時間まで止める必要はありません。
【彼を試すために予定を埋める必要もない】
逆に、
「もう知らない」
と、わざと予定を全部埋める。
彼から誘われても断る。
焦らせる。
これは別の話です。
目的は、
彼に追わせることではありません。
お互いの時間を尊重しながら、二人の予定を作れる関係にすることです。
【彼が本当に二人の未来を避けているなら】
何度話しても、
予定を決めない。
先の話は全部避ける。
旅行も嫌。
将来の話も嫌。
結婚の話も嫌。
「今が楽しければいいじゃん」
だけ。
あなたは将来を考えたい。
この場合、
「どうすれば彼に予定を決めてもらえる?」
だけではなく、
二人が恋愛に求めているものそのものを話す必要があります。
【予定の問題から、価値観の問題になることもある】
あなたは、
恋人とは将来を考えながら付き合いたい。
彼は、
先のことは考えず今だけ楽しみたい。
どちらが絶対に間違いとは言えません。
でも二人の希望が大きく違うなら、
予定表の使い方を変えるだけでは解決しません。
だからこそ、
「あなたはこの関係をこれからどうしたい?」
という話をしてもいいのです。
【まとめ|「いつ決める?」より「二人の未来を作ろうとしているか」を見る】
彼氏が先の予定を決めてくれない。
何を聞いても、
「また今度」
「まだ分からない」
と言われる。
すると、
「私との先を考えていないのかな」
と不安になることがあります。
2016年のパデュー大学による3つの研究では、恋人との将来の予定をどう思い浮かべるかと、恋愛関係を続けようとする気持ちとの関連が研究されています。
また2025年に恋人がいる276人を調べた研究では、関係についての不確かさが高いことは、恋愛関係へのコミットメントの低さと関連していました。
そして2016年のメリーランド大学の4研究では、将来の恋愛満足度をどう予想するかが、関係を続けようとする気持ちや関係を守る行動と関連していました。
だから、
二人の未来について考えることには意味があります。
ただし、
来月の予定をすぐ決めない。
それだけで、
「愛されていない」
と結論を出す必要もありません。
見るなら、
決められない理由を説明してくれるか。
分かったあと自分から話を戻してくれるか。
別の日を提案するか。
日常会話の中に二人の未来があるか。
そして、
あなたがずっと待つ側になっていないか。
そこです。
彼が先の予定を立てるのが苦手なら、二人が決めやすい時期を話せばいい。
でも未来の話そのものから逃げ続けるなら、そのことについて二人で話していい。
恋愛で欲しいのは、
何か月先まで予定が埋まったカレンダーではありません。
「この人は私とのこれからも、一緒に作ろうとしている」
と思えることなのではないでしょうか。
【参考にした主な研究】
2016年
米国・パデュー大学のKenneth Tan氏、Christopher Agnew教授。
恋人との将来の予定を思い浮かべることと、恋愛関係へのコミットメントについて3つの研究を実施。
将来の予定の思い浮かべやすさと、関係を続けようとする気持ちとの関係を検討。
『Personality and Social Psychology Bulletin』掲載。
2015年11月20日オンライン先行公開、2016年2月号掲載。
2025年
トルコ・アンカラ大学のİpek Şenkal Ertürk氏ら。
恋人がいる276人を対象に、恋愛での不安・回避、関係についての不確かさ、関係へのコミットメントを調査。
不安・回避はいずれも関係についての不確かさを高めることを通じて、コミットメントの低さと関連していました。
2025年6月20日オンライン公開。
2016年
米国・メリーランド大学心理学部のEdward Lemay教授。
将来の恋愛関係への満足度の予想と、関係へのコミットメント・関係を守る行動について4つの研究を実施。
将来の満足度をどう予想するかが、関係を続けようとする気持ちと関連することを報告。
『Journal of Personality and Social Psychology』掲載。
2016年5月16日オンライン公開。

