- 【「もうしない」と言ったのに、また同じことをする】
- 【結論|約束を破った一回より、その後の行動を見る】
- 【彼が約束を守らない理由は、本人に聞かないと分からない】
- 【約束の内容が、二人で一致していたか確認する】
- 【曖昧な約束は、守ったかどうかも曖昧になる】
- 【できない約束をさせ続けても、信頼は戻らない】
- 【2006年、壊れた信頼がどう回復するかを調べた研究】
- 【「もうしない」より、その後に何をしたかを見る】
- 【約束を忘れた人と、守る気がない人は違う】
- 【守れないと分かったときに、連絡してくれるか】
- 【謝れば、約束を破ったことは終わりになる?】
- 【60組のカップルが記録した謝罪と許し】
- 【彼氏が謝らないことにも悩んでいるなら】
- 【約束を破られるたび、自分が管理する人になっていない?】
- 【支えることと、責任を引き受けることは別】
- 【約束を守ってほしいと言えず、我慢していない?】
- 【「いつも約束を破る」ではなく、事実を一つずつ話す】
- 【彼の言い分も確認する】
- 【二人で決めた約束と、一方的に決めたルールは違う】
- 【将来の約束を何度も先延ばしにされているなら】
- 【嘘が重なると、約束だけの問題ではなくなる】
- 【信頼できない自分を責めなくていい】
- 【いつまで様子を見るか、自分の中で決める】
- 【伝えたあとの反応が、これからを考える材料になる】
- 【何度伝えても、同じことを繰り返すなら】
- 【まとめ|信じるかどうかは、言葉ではなく積み重ねで決めていい】
- 【参考にした主な研究】
【「もうしない」と言ったのに、また同じことをする】
「次からはちゃんと連絡する」
「今度こそ忘れない」
「もう同じことはしない」
彼はそう言った。
だから、もう一度信じてみた。
それなのに、しばらくするとまた同じことが起きる。
約束の時間に遅れても連絡をしない。二人で決めたことを忘れる。嫌だと伝えた行動を繰り返す。
あなたが怒ると、
「ごめん、次は気をつける」
と言う。
けれど、その「次」が何度来ても変わらない。
一度なら、仕方ないと思えるかもしれません。
でも同じことが続くと、
「私との約束なんて、どうでもいいの?」
「口では謝るけど、本当は悪いと思ってない?」
「もう信じない方がいいのかな」
そんな気持ちになってしまいます。
約束を守ってほしいだけなのに、なぜこんなに疲れてしまうのでしょうか。
【結論|約束を破った一回より、その後の行動を見る】
最初に結論から言うと、彼氏が一度約束を守れなかっただけで、あなたを大切にしていないとは判断できません。
誰にでも忘れることはあります。仕事や家庭の事情で、約束どおりにできないこともあります。二人の間で、約束の意味を違って受け取っていた可能性もあるでしょう。
ただし、何度伝えても同じことを繰り返し、そのたびに言葉だけで終わるなら話は変わります。
見るべきなのは、
「約束を一度も破らない人か」
ではありません。
約束を守れなかったときに、どう向き合うか。
あなたが傷ついたと知ったあと、行動を変えようとするか。
同じことを防ぐために、具体的な方法を考えるか。
そこです。
【彼が約束を守らない理由は、本人に聞かないと分からない】
彼氏が約束を守らないと、
「私を軽く見ているから」
「愛情がなくなったから」
「だらしない性格だから」
と考えたくなるかもしれません。
実際に、相手への甘えや責任感の低さが関係している人もいるでしょう。しかし、行動だけを見て理由まで断定することはできません。
単純に忘れている。約束をそれほど重要だと思っていない。できると思って引き受けたものの、実際には難しかった。
その場の喧嘩を終わらせるために、とりあえず「分かった」と言った可能性もあります。
だから、理由は本人に確認する必要があります。
ただし、理由を理解することと、何度でも我慢することは別です。
【約束の内容が、二人で一致していたか確認する】
例えばあなたが、
「遅くなるなら連絡してね」
と伝えたとします。
あなたは、
「予定より遅れると分かった時点で連絡してほしい」
という意味で言った。
一方、彼は、
「終電に間に合わないほど遅くなる場合だけ連絡すればいい」
と受け取っているかもしれません。
これでは、あなたにとっては約束を破られたことになりますが、彼は約束を破った自覚がない可能性があります。
もちろん、それであなたの寂しさが消えるわけではありません。
ただ、最初に確認したいのは、
「何を、いつ、どうする約束だったのか」
が二人の間で一致していたかです。
【曖昧な約束は、守ったかどうかも曖昧になる】
「ちゃんとして」
「もう心配させないで」
「もっと二人のことを考えて」
こうした言葉には、気持ちは込められています。
しかし、具体的に何をすれば約束を守ったことになるのかは、人によって違います。
例えば、
「帰りが23時を過ぎそうなら、その時点でLINEを一本入れてほしい」
「予定を変更したいときは、当日の直前ではなく、分かった時点で教えてほしい」
「異性と二人で会う場合は、隠さず事前に話してほしい」
という形なら、行動が分かります。
約束を具体的にすることは、彼のためだけではありません。
あなた自身が、
「これは守られた」
「これは守られなかった」
と判断しやすくするためでもあります。
【できない約束をさせ続けても、信頼は戻らない】
喧嘩の最中に、
「もう絶対しないって約束して」
と言いたくなることがあります。
彼も、その場を収めるために、
「分かった。もう絶対しない」
と言うかもしれません。
でも、現実的に守れない約束なら、また破られる可能性があります。
例えば、仕事上どうしても返信できない時間がある人に、
「連絡したら必ずすぐ返す」
と約束させる。
交友関係のある人に、
「異性とは一切話さない」
と約束させる。
それでは、安心するために作った約束が、かえって疑いや喧嘩を増やすこともあります。
必要なのは、強い言葉で誓わせることではありません。
二人が実際に守れる約束を決めることです。
【2006年、壊れた信頼がどう回復するかを調べた研究】
2006年、米国ペンシルベニア大学のMaurice Schweitzer氏、John Hershey氏、Eric Bradlow氏は、信頼が損なわれたあと、どのように回復するのかを実験で調べました。
研究では、信頼できない行動によって低下した信頼も、その後に信頼できる行動が一貫して続くことで回復する可能性が示されました。
また、
「これから行動を変える」
という約束は、信頼の回復を早める働きを示しました。
しかし、嘘によって信頼が傷ついた場合は、約束や謝罪があり、その後に信頼できる行動が続いても、信頼は完全には元に戻りませんでした。
ここで注意したいのは、この研究が恋人同士の日常を直接調べたものではなく、実験室で行われた信頼研究だという点です。
それでも、言葉だけではなく、その後の一貫した行動が信頼の回復に関係するという結果は、恋愛について考えるうえでも参考になります。
【「もうしない」より、その後に何をしたかを見る】
彼が、
「次から気をつける」
と言った。
大切なのは、その言葉の強さではありません。
例えば遅刻を繰り返していた人が、次から出発時間を早める。忘れやすい約束をカレンダーへ入れる。予定が変わった時点で、自分から連絡する。
こうした小さな行動が続けば、少しずつ信頼を取り戻せる可能性があります。
反対に、毎回涙を流して謝る。長い言葉で反省を語る。「絶対に変わる」と何度も誓う。
それでも行動が変わらないなら、謝罪の大きさだけを信頼の材料にしない方がいいでしょう。
【約束を忘れた人と、守る気がない人は違う】
約束を守らなかったという結果だけを見ると、どちらも同じに見えます。
しかし、その後の反応には違いがあります。
忘れてしまった人は、
「ごめん。次から予定表に入れる」
「前日に確認するようにする」
と、具体的な対策を考えるかもしれません。
一方で、
「そんな約束したっけ?」
「そのくらい別にいいじゃん」
「お前が細かすぎる」
と言って終わる。
この場合は、忘れたことだけではなく、二人で決めたことや、あなたの気持ちを軽く扱っていることも問題になります。
【守れないと分かったときに、連絡してくれるか】
約束は、必ず予定どおりに実行できるとは限りません。
急な仕事。体調不良。家族の事情。交通機関の遅れ。
避けられない出来事はあります。
そこで見るのは、予定が変わったこと自体ではありません。
守れないと分かった時点で連絡してくれるか。理由を説明してくれるか。別の日や方法を提案してくれるか。
「守れないなら、最初から約束しないで」
と思うかもしれません。
しかし、本当に信頼できる人とは、何があっても予定を変えない人だけではありません。
約束どおりにできなくなったとき、誠実に知らせてくれる人でもあります。
【謝れば、約束を破ったことは終わりになる?】
彼が約束を破った。
そのあと、
「ごめん」
と言った。
だから、もう何も言ってはいけないのでしょうか。
謝罪は大切です。しかし、謝罪を受けた側が、すぐに納得したり許したりしなければならないわけではありません。
特に同じ約束を繰り返し破られている場合、
「また口だけかもしれない」
と思うのは不自然なことではありません。
【60組のカップルが記録した謝罪と許し】
2012年、カナダの心理学者Karina Schumann氏は、60組の既婚または同居中のカップルを対象に、日常生活の中で起きた問題、謝罪、謝罪の誠実さ、許す気持ちについて日記形式で調べました。
その結果、謝罪と許しの関係には、もともとの関係満足度や、謝罪が誠実だと受け取られたかどうかが関わっていました。
つまり、
「謝ったのだから、許されて当然」
とは限らないということです。
同じ「ごめん」でも、普段から信頼関係があり、本当に反省していると感じられる謝罪と、同じことを繰り返したあとの形式的な謝罪では、受け取り方が変わる可能性があります。
この研究も、謝罪すれば必ず関係が修復するという因果関係を証明したものではありません。
ただ、謝罪の言葉だけではなく、その言葉を誠実だと思える関係があるかどうかも大切だと考えられます。
【彼氏が謝らないことにも悩んでいるなら】
約束を守らなかったことを伝えても、
「俺は悪くない」
「仕方なかった」
「お前も前に同じことしただろ」
と言われる。
謝らないだけでなく、責任をあなたへ返してくる。
その場合は、約束の問題に加えて、傷つけたあとにどう向き合うかも考える必要があります。
彼氏が悪いことをしても謝らないことに悩んでいる人は、こちらの記事も読んでみてください。

【約束を破られるたび、自分が管理する人になっていない?】
彼が忘れないように、あなたが前日に連絡する。当日の朝にも確認する。時間になったら電話をする。
そこまでして、ようやく約束が守られる。
最初は、
「私が確認すれば済むから」
と思うかもしれません。
しかし、それが続くと、恋人というより彼を管理する人になってしまいます。
あなたが確認しなければ何もしない。忘れたらあなたの確認不足になる。
そんな関係では、あなたばかりが疲れてしまいます。
【支えることと、責任を引き受けることは別】
忘れやすい彼に、
「前日に確認し合おう」
と提案することはできます。
二人で共有カレンダーを使う方法もあります。
でも、彼自身が守ろうとする必要があります。
あなたがすべて予定を管理し、何度も注意し、約束を守らせる。
それは二人で工夫している状態とは違います。
彼の約束を守る責任まで、あなたが背負う必要はありません。
【約束を守ってほしいと言えず、我慢していない?】
本当は嫌だった。
でも、
「こんなことで怒ったら重いかな」
「面倒な彼女だと思われたくない」
と思って言えない。
笑って、
「大丈夫だよ」
と言ってしまう。
すると彼は、本当に問題がなかったと受け取る可能性があります。
我慢してきたあなたが悪いという意味ではありません。
ただ、彼に変わってほしいなら、あなたが何を嫌だと感じているのかを言葉にする必要があります。
彼氏に本音を言えず我慢してしまう人は、こちらの記事も読んでみてください。

【「いつも約束を破る」ではなく、事実を一つずつ話す】
不満が溜まっていると、
「あなたはいつも約束を守らない」
と言いたくなります。
しかし彼は、
「いつもじゃない」
「守ったこともある」
と反論するかもしれません。
そこで、人格の評価ではなく、具体的な出来事を話します。
「先週、遅くなるときは連絡するって決めたけど、昨日は連絡がなかった」
「私は何かあったのかと思って心配した」
「次からは、遅れると分かった時点で一言送ってほしい」
何があったのか。
自分はどう感じたのか。
次からどうしてほしいのか。
この三つを分けると、話の焦点が見えやすくなります。
【彼の言い分も確認する】
あなたの気持ちを伝えたあと、
「あなたは、あの約束をどう受け取っていた?」
と聞いてみます。
彼には彼の事情があるかもしれません。
もちろん、事情を聞いたらすべて受け入れなければならないわけではありません。
目的は、彼を言い負かすことではなく、なぜ同じことが起きるのかを二人で確認することです。
理由が分かれば、約束の内容を変えられることがあります。
反対に、理由を尋ねても馬鹿にする。話をそらす。逆にあなたを責める。
その反応も、これからの関係を考える材料になります。
【二人で決めた約束と、一方的に決めたルールは違う】
「異性の連絡先を全部消して」
「飲み会には絶対に行かないで」
「私のLINEには10分以内に返信して」
相手が納得していないのに、強く求めて約束させる。
これは、二人で合意した約束というより、一方が決めたルールになっていることがあります。
不安だからルールを作りたくなる気持ちは分かります。
しかし、相手の行動を細かく制限しても、信頼そのものが育つとは限りません。
必要なのは、
「何を禁止するか」
だけではなく、
「私は何が不安なのか」
「二人はどこまでなら納得できるのか」
を話すことです。
【あなたも守れない約束をしていないか】
ここで一度、自分側も見てみましょう。
喧嘩の勢いで、
「もう二度と怒らない」
と言っていないでしょうか。
彼を安心させたくて、難しいことにも、
「大丈夫、私が全部やる」
と言っていないでしょうか。
恋愛では、片方の行動が少しずつ二人の関係の形になることがあります。
あなたにも守れなかった約束があるなら、その部分は認めていいでしょう。
ただし、
「私も完璧ではないから、彼が何度約束を破っても我慢しよう」
と考える必要はありません。
あなたの部分と、彼の部分は分けて考えます。
【将来の約束を何度も先延ばしにされているなら】
「来月になったら旅行の日を決めよう」
「仕事が落ち着いたら同棲について話そう」
「そのうち結婚も考えるよ」
彼はそう言う。
でも、来月になっても決めない。仕事が落ち着いても話さない。「そのうち」がいつなのかも分からない。
この場合は、単に予定を忘れているのではなく、将来の話を先送りにしている可能性があります。
彼氏が先の予定を決めてくれないことに悩んでいる人は、こちらの記事も参考にしてください。

【嘘が重なると、約束だけの問題ではなくなる】
約束を守れなかったあと、正直に理由を話す。
それと、守れなかったことを隠すために嘘をつくのは違います。
2021年に発表された研究では、米国の軍人カップル287組を、再会後8回にわたって追跡しました。
研究では、パートナーが自分を欺いているのではないかという疑いと信頼が、二人の関係に対する不確かさと関連していました。特に信頼は、関係への不確かさを考えるうえで、より一貫した予測要因になっていました。
ただし、この研究の対象は派遣任務から帰還した米国軍人とそのパートナーです。
一般の恋人すべてに、そのまま当てはめることはできません。
それでも、約束を破ったことを隠すために嘘を重ねられると、
「次は本当のことを言っているの?」
と、約束以外の部分まで疑うようになる可能性があります。
【信頼できない自分を責めなくていい】
彼は謝った。
次は気をつけると言った。
それでも、すぐには信じられない。
そんな自分を、
「執念深い」
「心が狭い」
と思う必要はありません。
信頼は、謝罪を聞いた瞬間に自動的に戻るものではありません。
信頼できる行動が少しずつ積み重なり、その結果として、
「今度は大丈夫かもしれない」
と思えるようになるものです。
彼が信頼を取り戻したいと言うなら、あなたに無理やり信じさせるのではなく、信じられる材料を行動で示す必要があります。
【いつまで様子を見るか、自分の中で決める】
「いつか変わるかもしれない」
そう思って、何年も待ち続けることがあります。
しかし、期限のない我慢は苦しくなります。
彼を脅すための期限ではありません。
あなた自身が状況を整理するために、
「次の一か月は、連絡について二人で決めた方法を試してみる」
「同じことが起きたら、もう一度話し合う」
「話し合い自体を拒否されるなら、関係を考え直す」
と判断の目安を持っておきます。
彼が変わるまで無期限に待つのではなく、自分がどこまでなら続けられるのかを考えていいのです。
【伝えたあとの反応が、これからを考える材料になる】
あなたが、
「約束を破られると、もう何を信じたらいいか分からなくなる」
と伝えた。
彼が、
「そんな大げさなこと?」
と笑う。
それとも、
「何度も同じことをして、不安にさせたよね」
と受け止める。
すぐに完璧に直せるかだけを見る必要はありません。
あなたの気持ちを理解しようとするか。言い訳だけで終わらず、具体的な方法を考えるか。少しずつでも行動が変わっているか。
そこを見ます。
【何度伝えても、同じことを繰り返すなら】
約束を具体的にした。
彼の事情も聞いた。
現実的に守れる方法を二人で考えた。
それでも、彼は何度も同じことを繰り返す。
あなたが傷ついたと伝えても、
「またその話?」
「細かすぎる」
「嫌なら別れれば?」
と言う。
その場合、
「どう言えば彼に分かってもらえる?」
だけを考え続けなくてもいいでしょう。
問題は、あなたの伝え方だけではない可能性があります。
彼が二人の問題に向き合う意思を持っているか。
あなたとの約束を、自分にも責任のあるものとして考えているか。
一人では、二人分の信頼関係を作ることはできません。
【まとめ|信じるかどうかは、言葉ではなく積み重ねで決めていい】
彼氏が約束を守らない。
一度だけなら、忘れていたり、避けられない事情があったりすることもあります。
だから、一回の失敗だけで、
「愛されていない」
と決める必要はありません。
まず、何を約束したのかを具体的に確認する。守れなかった理由を聞く。次からどうするかを、現実的な行動として決める。
そのうえで見るのは、彼の言葉ではなく、その後の積み重ねです。
2006年の信頼回復に関する実験では、信頼できる行動が一貫して続くことで、損なわれた信頼が回復する可能性が示されました。
一方、嘘が加わって傷ついた信頼は、約束や謝罪、その後の信頼できる行動があっても、完全には回復しませんでした。
2012年に60組のカップルを調べた研究でも、謝罪が許しにつながるかどうかには、謝罪が誠実だと受け取られたかや、もともとの関係満足度が関わっていました。
だから、
「もうしないと言ったから信じなきゃ」
と思わなくていい。
信頼は、あなたが無理をして差し出すものではありません。
彼が約束を守ろうとする。守れないときは早めに伝える。失敗したら責任を認める。同じことを防ぐ方法を考える。
そうした行動を見ながら、もう一度信じられるかを決めていいのです。
恋人同士でも、約束を守れないことはあります。
大切なのは、失敗しないことだけではありません。
約束を破ったあとも、二人の信頼を守ろうとしてくれる人かどうかです。
【参考にした主な研究】
2006年
Maurice E. Schweitzer氏、John C. Hershey氏、Eric T. Bradlow氏。
信頼を損なう行動のあと、約束、謝罪、その後の一貫した行動によって信頼がどう回復するかを調べた実験研究。信頼できる行動の継続は信頼回復につながりましたが、嘘を伴う場合は回復が難しくなることが示されました。
『Organizational Behavior and Human Decision Processes』掲載。
https://doi.org/10.1016/j.obhdp.2006.05.005
2012年
カナダ・Karina Schumann氏。
60組の既婚または同居中のカップルを対象に、日常の問題、謝罪、謝罪の誠実さ、許しの関係を日記形式で調査。謝罪と許しの関係には、関係満足度と謝罪が誠実だと受け取られたかが関係していました。
『Journal of Social and Personal Relationships』掲載。
https://doi.org/10.1177/0265407512448277
2021年
Leanne K. Knobloch氏ら。
派遣任務から帰還した米国軍人とそのパートナー287組を対象に、8回の追跡調査を実施。相手への信頼や、欺かれているのではないかという疑いと、関係への不確かさとの関連を調べました。対象が軍人カップルであるため、一般の恋人すべてへそのまま適用できない点には注意が必要です。
『Journal of Social and Personal Relationships』掲載。
https://doi.org/10.1177/0265407520970645

